こんな時代だからこそ、頑張れ三菱!三菱のSUV全部紹介
2020.05.24
日本国内の自動車製造業界を取り巻く環境が、日に日に悪くなっているこんな時代だからこそ、我々は自動車メーカーを応援したいのです。
なかでも三菱自動車は、日本の四駆をけん引してきたメーカーで、その歴史には数々の栄光がありました。
ここでは、そんな三菱自動車が手がける魅力的なSUVラインナップをお届けします。
■SUVライクな軽自動車、eKクロス
三菱の軽自動車であるekワゴンにSUVテイストを盛り込んだ、クロスオーバータイプの軽自動車がekクロスです。
開発にあたっては、プラットフォームやエンジン、CVTなどの主要コンポーネンツを刷新し、三菱自動車では初となる高速道路同一車線運転支援技術を導入するなど、さまざまな面で新技術が投入されています。
エクステリア(外装)のフロントマスクには、ダイナミックシールドを採用し、縦型デザインのLEDヘッドライトやボンネット下につくポジションランプなど、軽自動車にはない存在感を醸し出しています。
またサイドシルガーニッシュやホイールアーチなどはブラックアウトされ、オプションでルーフレールを設定するなど、SUVらしいギミックも用意しています。
インテリア(内装)は、リヤシート足もとをフラットにすることで、快適性と乗降性をアップ。
リヤシートはテールゲート側からでもスライド調節ができるようになっています。
パワートレインは、BR06型という新開発の0.66L 直3エンジンに電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。
ターボモデルも用意しています。
駆動方式は2WDとビスカスカップリング方式の4WDを設定。
安全装備は、全車に予防安全技術のe-Assist(イーアシスト)を標準装備しています。
見た目のデザイン、インテリアの快適性、スムーズな走行性能、そして抜かりのない安全装備など、これまでの軽自動車のイメージを超えた1台です。
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※価格は支払総額
■アウトランダーのコンパクト版、RVR
※画像は2017年モデルです。
Recreation Vehicle Runner(リクリエーション・ビークル・ランナー)をコンセプトに掲げ、トールワゴン型乗用車として1991年にデビューしました。
現在販売されているのは、SUV要素を強めた3代目で、アウトランダーのコンパクト版ともいえるモデルです。
エクステリアのフロントグリルは、デビュー直後はシャープな顔つきのジェットファイターグリルとでしたが、2017年のマイナーチェンジによってダイナミックシールドへと変更され、さらに2019年にもフェイスリフトが行なわれています。
パワートレインは1.8L 直4ガソリンエンジン。
トランスミッションは、INVECS-III6速スポーツモード付CVTの組み合わせ。
駆動方式は、FFまたは4WDが用意されます。
モデルのグレード展開はMとGの2つで、上級グレードにあたるGでは18インチアルミホイールや幾何学模様を描いた専用シート、ブラックインテリアなどによって高級感とスポーティイメージを高めています。
2019年の改良を受けてよりプレステージ性を高めたRVRには、現在ブラックエディションという特別仕様車が販売されており、バリューフォーマネーという言葉がふさわしい1台となっています。
■もっとも新しいクーペSUV、エクリプスクロス
三菱自動車のSUVシリーズのなかで、もっとも新しいモデルがエクリプスクロスです。
世界戦略車として、ヨーロッパでは2017年に発売。
日本や北米市場へは翌2018年から導入が開始され、2018年度グッドデザイン賞、2019年次RJCカーオブザイヤーをそれぞれ受賞しました。
エクステリアのデザインテーマは、VIBRANT&DEFIANT(躍動、そして挑戦)で、まるで金属の塊から削り出したようなシャープな形状と、ボディサイドの強いキャラクターライン、ダイナミズムを刻むウェッジシェイプなどによって、切れの良い躍動感を表現しています。
フロントマスクのダイナミックシールドは、ひとつ進化させたデザインを採用。
ウインドウを2分割式して視認性にも配慮されたリヤエンドは、テールゲート下部を直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めることで、クーペスタイルを強調。
ネーミングは、かつてのスポーツクーペのエクリプスからいただきました。
パワートレインは1.5L 直4ターボと、コモンレール式の2.3L 直4クリーンディーゼルターボが採用されており、トランスミッションはガソリンターボにCVT、クリーンディーゼルに8速AT、駆動方式はガソリンターボがFFと4WD、クリーンディーゼルは4WDのみのが設定となっています。
全車にアクティブヨーコントロール(AYC)およびアクティブスタビリティコントロール(ASC)を採用しており、優れた旋回性能と走行安定性を生み出しています。
■中核を担うミドルサイズSUV、アウトランダー
ミドルサイズのSUVとして、2005年から発売されているアウトランダー。
初代モデルは、ダイムラークライスラー(当時)と共同で開発したGSプラットフォームを採用。
悪路における走破性能にも優れており、2008年のパリダカールラリーでは三菱チームのサポートカーとしても参加。
数回のマイナーチェンジを経て、2012年に2代目へとバトンタッチを行ないました。
現在、販売されているのはその2代目で、衝突安全強化ボディRUSEを採用し、全方向での高い衝突安全性を確保。
サスペンションはフロントにマクファーソンストラット、リアにマルチリンクという組み合わせで、オンロードにおける高い走行性能を実現しています。
デザインは、発売当初は真一文字と呼ばれるフロントマスクでしたが、2015年のマイナーチェンジによってダイナミックシールドを採用。
2018年の一部改良では、ヘッドライトまわりの意匠に手が加えられ、より今日的になりました。
パワートレインは、2.0Lもしくは2.4Lの直4エンジンで、トランスミッションは全車CVT、駆動方式は2.0LがFF、2.4Lがフルタイム4WDとなっています。
走行性能や快適性能は先代より受け継がれ、さらに軽量化の徹底と燃料消費性能の向上によって環境性能も大幅に高められているアウトランダー。
オンオフを問わずさまざまなシチュエーションで活躍できる理想的な1台です。
■世界初の4WDプラグインハイブリッドSUV、アウトランダーPHEV
世界初となる4WDプラグインハイブリッドSUVとして、2012年末に発表されたアウトランダーPHEV。
トヨタ プリウスに続く、国内2番目の量産プラグインハイブリッド車で、2013-2014の日本カーオブザイヤーではイノベーション部門賞を受賞するなど、さまざまな面で画期的なハイブリッド車となっています。
パワートレインは、2.4L 直4エンジンに前後輪それぞれにモーターを搭載。
フロア下に大容量を実現したリチウムイオン駆動用バッテリーを備え、これによりEV走行でのロングドライブも叶えてくれるようになっています。
またツインモーター4WDをベースとしたS-AWCにより、意のままの操縦性と安定性を生み出します。
走行モードは、モーターのみで走行するEV走行モード、エンジンを発電機にしてモーター走行するシリーズ走行モード、エンジン駆動をメインとするパラレル走行モードの3つを効率よく切り替えてストレスのない走りを生み出しています。
■ミニバン×SUV、デリカD:5
ミニバンとしての機能だけでなく、オフロード走行を可能とするSUV要素も盛り込んで2007年にデビューしたデリカD:5。
RVRやアウトランダーなど、三菱の主力SUVも採用するGSプラットフォームに、リブボーンフレームを追加することでミニバンスタイルにマッチした剛性を確保しています。
ちなみにデリカの名前が初めて使用されたのは50年以上前。
歴史的にも三菱自動車を代表する1台といえるでしょう。
デザインやパワートレイン、グレードなどを変更し、進化してきたデリカD:5は、2019年に新型モデルを発表。
ダイナミックシールドと縦型マルチLEDヘッドライトを採用し、ひと目で新型と分かるエクステリアになり、パワートレインは2.3L 直4ターボディーゼルのみの用意となりました。
トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDのみです。
これにより、これまで販売されてきたガソリン仕様は生産中止を決定。
現在は、店頭在庫のみ新車で手に入れることができるという状況です。
WRCなどコンペティションシーンで高い実力を証明してきた三菱自動車は、市販SUVにもしっかりそのノウハウをフォードバックして、優れた走行性能を各モデルに与えています。
この技術力は、三菱だからこそのもの。
今後も三菱自動車に注目です。
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