いま日本で買えるアメリカ製SUV

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いま日本で買えるアメリカ製SUV

2020.01.26

いま日本で買えるアメリカ製SUV SUVというカテゴリーの発祥の地、アメリカ生まれのSUVには、どんな特徴が秘められているのでしょうか。


現在、日本で買えるアメリカビッグスリーの生んだSUVを5台ピックアップして、それぞれの魅力を探っていきましょう。






■フォード エクスプローラー(4代目)




いま日本で買えるアメリカ製SUV


アメリカではミドルサイズに入るフォード エクスプローラー。

フォードだけでなくアメリカを代表するSUVです。


初代は1990年にデビュー。1995年に登場した2代目で、オーバルデザインを採用したスタイリッシュな外観へとチェンジし、以降本格的なヘビーデューティ好きだけでなく、街乗り向けのオフローダーとしても高い人気となりました。


現在、日本では正規のインポーターがないため、新車を購入することはかないませんが、フォード・ジャパンが存在していた2015年以前のモデルなら、中古市場で手に入れることができます。



なかでも2006年から2010年まで販売されていた4代目エクスプローラーは、全長4,900mm×全幅1,855mm×全高1,800mmのボディに、ホイールベース2,890mmという大きさで、アメリカンSUVらしいモデル。


パワートレインは、4.0L V6または4.6L V8。

電動ガラスサンルーフやステップバーなど装備が充実したV8モデル”エディーバウアー”は、北米や日本などで人気を博しました。


車両の完成度が高く、中古車市場でもある程度のタマ数があるため、程度の良い個体を安価で見つけることが可能かもしれません。








■ジープ ラングラー



いま日本で買えるアメリカ製SUV


1987年にデビューしたジープ ラングラーは、ラフロードの走行性能に優れた本格的なオフローダーで、ボディはオープンタイプ2ドアにルーフトップをかぶせる仕様になっていました。


ほかのジープ各モデルが、時代に合わせてスタイリングに手を加えるなか、ラングラーは初代ジープから変わらない、7スロットグリルに丸目のヘッドライトを組み合わせたクラシカルなデザインを採用し続けています。



現行型ラングラーは2018年に登場した4代目で、コードネームはJL。

ボディタイプは、2ドアのほかにロングボディの4ドア(アンリミテッド)も用意されています。


2ドアモデルは、全長4,320mm×全幅1,895mm×全高1,825mm、ホイールベース2,460mmというサイズに、パワートレインは3.6L V6エンジンを搭載。



初代ラングラーの全長が4メートルを切っていたことを考えると、ボディサイズは大幅にアップしていることが分かります。


見た目こそクラシカルですが、フリーダムトップと呼ばれるルーフトップは雨漏れ対策が強化されたり、キーレスエントリーやセンターパネルの液晶ディスプレイ、リヤビューカメラ、パークアシストセンサーなど、見えないところで進化しています。








■ジープ グランドチェロキー



いま日本で買えるアメリカ製SUV


ジープブランドのフラッグシップとして、1993年に発売されたグランドチェロキー。


チェロキーに名乗っているものの、実質的にはワゴニアの後継となるミドルサイズのSUVです。


現在、販売されているのは、2010年に登場した4代目。

当時クライスラーが提携していたダイムラー社の影響を色濃く受けており、プラットフォームなどパーツの一部にはメルセデス・ベンツ Mクラス(3代目)と同じものが使われています。



4WDシステムには、クオドラトラックⅡやセレクテレインシステム、足まわりにはジープ初のエアサスペンションといった最新のデバイスを搭載。


さらにリアサスペンションは、マルチリンク式による独立懸架式を採用するなど、オンオフともに優れた走行性能を発揮します。


ベースグレードであるラレードは、全長4,835mm×全幅1,935mm×全高1,825mm、ホイールベース2,915mmというサイズのボディに、パワートレインは3.6L V6エンジンを搭載。


現在販売されているのは2010年に登場した4代目モデルです。








■キャディラック XT5




いま日本で買えるアメリカ製SUV


キャデラックSRXの後継モデルとして、2017年にデビューしたXT5。


日本では、XT5クロスオーバーという名前で販売が行なわれています。


ラグジュアリー感を前面に押し出した高級感あふれるSUVで、ヨーロッパ発のプレミアムSUVに対抗できる完成度の高さが自慢です。


ボディパネルには超高張力鋼板を用い、レーザー溶接や特許を取得している接着剤などの使用によって、1,990kgという車両重量を実現。

足元は、ベースグレードでも18インチ、トップグレードでは20インチという大径ホイールが奢られます。


インテリア(内装)は、シート生地に表情のあるセミアリニンレザーを使用。

革巻きのステアリングホイールはヒーター内蔵です。


ボディサイズは、全長4,825mm×全幅1,915mm×全高1,700mmに、ホイールベース2,860mmという大きさ。

パワートレインは、3.6L V6エンジンを搭載。

駆動方式はフルタイム4WDで、ラグジュアリーとプラチナムの2グレードが展開されているほか、ブラックを基調にした特別仕様車のスポーツエディションが用意されています。


ヨーロッパ生まれのクロスオーバーSUVの多くが、セダンやハッチバックから派生しているのに対し、アメリカ生まれのSUVは、ピックアップトラックやクロカンSUVをルーツとするモデルが多く、悪路走破性やタフさという点が魅力せす。


ヨーロッパとも日本とも違ったSUVで、自分らしさを表現してみるのはいかがでしょうか。

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