【2020年版】三菱 アウトランダーPHEVってどんなクルマ?

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【2020年版】三菱 アウトランダーPHEVってどんなクルマ?

2020.07.22

2013年に、世界初の4WDプラグインハイブリッドSUVとして販売がスタートしたアウトランダーPHEV。


現在も進化を続けている先進的なモデルです。


そんなアウトランダーPHEVについて紹介してきます。



■三菱自動車の技術の結晶



【2020年版】三菱 アウトランダーPHEVってどんなクルマ?


三菱 アウトランダーは、2005年に初代が登場したミドルサイズSUVです。


2012年10月に2代目へバトンタッチを行い、翌月にはプラグインハイブリッドEVシステムを搭載したアウトランダー PHEVが公開され、2013年1月から販売がスタートしました。


パワーユニットには、外部からの充電を可能にしたプラグインハイブリッドシステムと、大容量駆動用バッテリーの採用により「基本的にモーターで走行し、必要に応じてエンジンを発電用もしくは駆動用に使用する」ことを実現しています。


また、新開発のツインモーター4WDをベースにした、車両運動統合制御システムS-AWC(Super All Wheel Control)を採用しているのも特徴。


“アイ・ミーブで培ったEV技術、ランサーエボリューションで鍛えた4WD技術、パジェロで築いたSUVのノウハウを結集”した、三菱自動車の技術の結晶とも言えるモデルとなっています。



■スペースを有効活用するように配置されたパワーユニット



【2020年版】三菱 アウトランダーPHEVってどんなクルマ?


2020年5月現在で販売されているモデルにスポットを当てて、パワーユニットを詳しく紹介します。


まずポイントは、車体中央下部に配置される13.8kWhという大容量を誇るリチウムイオン駆動用バッテリー。


これによりモーターのみでの航続距離、つまりEV(電気自動車)状態での航続距離はJC08モードで65kmとなっていて、充電タイミングなどを工夫すればお買い物や通勤などと言った日常使いは、ガソリンを使わないということが可能となっています。


モーターはフロントとリアそれぞれに配置されたツインモーターです。


どちらも小型・高出力でスペース効率にも配慮されています。


ちなみにリアはモーターのみで駆動するので、プロペラシャフトは存在しません。


搭載されるエンジンは2.4Lの4気筒で、バッテリー発電用や高速走行時のみに始動します。


このエンジンは、PHEVの良さを殺さないように振動や騒音の低減にも力が注がれています。



■パワーユニットに負けない先進の装備



【2020年版】三菱 アウトランダーPHEVってどんなクルマ?


パワーユニットの先進性が目立つアウトランダーPHEVですが、走行性能や安全性能に関しても、それまで三菱自動車が培った技術をベースに磨き上げられています。


まず注目は、前後の駆動力はもちろん、左右の駆動力、ブレーキによる制動力を統合的に制御することで、優れた走行性能をもたらす4輪駆動システムのS-AWCです。


路面状況に応じて最適な制御を行うのはもちろん、ドライバーが任意に選べるNORMAL、LOCK、SNOW、SPORTの4モードを用意。


特殊条件下で安定した走行性能やトラクションを実現するとともに、SPORTモードではスロットルレスポンスとより高い旋回性を実現するもので、エコカーながら走る楽しさを味わうこともできるというわけです。


また先進の運転支援技術e-Assist(イーアシスト)装備により、全グレードがサポカーSワイドに該当します。


さらに後側方車両検知警報システム、車線逸脱警報システム、レーダークルーズコントロールシステムや、駐車をサポートするマルチアラウンドモニターがなどが、ドライバーの疲労や負担を軽減するほか、車速約35km/h以下の低速走行時に車両の接近を歩行者に伝える車両接近通報装置も用意されています。



■グレードで異なる運転支援技術



【2020年版】三菱 アウトランダーPHEVってどんなクルマ?


グレードは下からG リミテッドエディション、G、G プラスパッケージ、G プレミアムパッケージ、S エディションの5つ。


これに現在は、オールブラックスエディションが用意されています。


グレード間の違いは、エクステリア&インテリアはもちろんですが、購入の際に気をつけたいのは運転支援技術の装備内容です。


たとえば、もっとも廉価のG リミテッドエディションでは、 レーダークルーズコントロールがオプションとなるほか、マルチアラウンドモニター、後側方車両検知警報システムと後退時車両検知警報システムが装備できません。


G、G プラスパッケージになると、後側方車両検知警報システムと後退時車両検知警報システムが装備できるようになりますが、セットオプションです。


また、スマートフォン連携ナビゲーションはG プラスパッケージ以上のグレードで標準装備。


それ以下のグレードでは装備不可という点も大きなポイントです。



■一番実用的なPHEV



まだまだ日本では普及の進まないPHEVモデル。


車両価格が、その理由のひとつと言われますが、日常使いならばEVのみで走行でき、燃料代をグッと抑えられるのは魅力。


それでいてエンジンを搭載しているので、純粋なEVのように出先で充電スポットを探す必要もなく、不満のない航続距離も持ち合わせています。


またSUVという注目の集まっているカテゴリーで、PHEVを実現しているのも魅力的です。


さらにPHEVは、クルマをとりまくさまざま環境を考えたときに、もっとも現実的な選択肢と言えます。


そのなかで良い意味で”普通”なモデルが、アウトランダーPHEVなのです。



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