【2020年版】マツダの新世代モデルのトップバッターとして登場したCX-5とは?

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【2020年版】マツダの新世代モデルのトップバッターとして登場したCX-5とは?

2020.08.07

マツダの現行SUVラインアップのなかで中心的存在のCX-5は、2012年に新世代マツダ車の第1弾としてデビューしました。


このCX-5の成功がなければ、現在まで続くマツダの快進撃はなかったかもしれません。


そんなCX-5について解説します。



■メディアからもユーザーからも評価の高いSUV



【2020年版】マツダの新世代モデルのトップバッターとして登場したCX-5とは?


2012年2月に登場したCX-5は、現在のマツダのブランドイメージを確立することにおおきな役割をはたしている、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion(ソウルオブモーション)」と、新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ テクノロジー)」の2つを全面投入した、初めてのモデルでした。


販売開始と同時に自動車メディア、ユーザーの両方からデザインや走行性能、経済性というあらゆる面で高い支持を受け、2012-2013日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。



また販売開始から9ヶ月で、発売当初の月間販売計画1,000台の3年分を超える3万7000台を受注するなど、2012年、2013年のSUV販売台数ナンバーワンを獲得しました。


【2020年版】マツダの新世代モデルのトップバッターとして登場したCX-5とは?


2016年末には、近年のモデルとして異例の早さでフルモデルチェンジを敢行し、各種先進安全装備を充実させ、静寂性や基本的な走行性能を向上させました。


CX-5の特徴として、おおきな改良とは別に細かな改良を毎年のように繰り返していることがあげられます。



■先進的なクリーンディーゼルを中心に優れたパワーユニット



【2020年版】マツダの新世代モデルのトップバッターとして登場したCX-5とは?


「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」の2つを、高次元での両立することをイメージしたマツダの次世代技術SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブテクノロジー)は、2011年に3代目デミオで初めてSKYACTIVエンジンを搭載。


CX-5では、エンジンだけに留まらず、トランスミッションやボディ、シャシーなど、全面的に投入されました。



なかでも注目は、当時の日本では珍しかった、2.2Lのクリーンディーゼルエンジンです。


4.0L V8ガソリンエンジン並のトルクを実現したSKYACTIV−Dは、18.6km/L(2WD車・JC08モード)という当時のSUVのなかでは、トップクラスの低燃費を実現すると同時に、エンジン本体の燃焼性能を改善することにより、NOx後処理装置を搭載せずに新たな規制に対応するという画期的なものでした。


これにより、それまで商用トラックやバスに搭載され、排ガス性能も低いというイメージのあったディーゼルエンジンが、市民権を獲得することにおおきく寄与しました。


このSKYACTIV−Dエンジンは、2016年のフルモデルチェンジで、ノック音を提言する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」とノック音の発生そのものを抑制する「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を採用することで静粛性を高め、より日常で使いやすくなっています。


【2020年版】マツダの新世代モデルのトップバッターとして登場したCX-5とは?


いっぽう2.0L 4気筒のガソリンエンジンSKYACTIV−Gは、リニアな出力特性が特徴で、マツダの標榜する”人馬一体”を体現。


2013年の改良では2.5L、2018年10月には2.5Lターボも追加され、ラインアップが拡充されました。



■気持ちいい走行を実現するマツダ独自のメカニズム



【2020年版】マツダの新世代モデルのトップバッターとして登場したCX-5とは?


人馬一体が魅力のCX-5の走りの性能を高めるメカニズムとして注目が、G-ベクタリング コントロールです。


ドライバーのステアリング操作に応じて、駆動トルクとブレーキを制御することにより、車両の挙動を安定させるというG-ベクタリング コントロールは、2016年から採用が始まり、現在は「G-ベクタリング コントロールプラス」に進化しています。


このメカニズムを搭載することにより、日常の走行シーンで滑らかな乗り心地を実現します。


それに加えて緊急回避時の素早いステアリング操作をしたときや、雪道などの滑りやすい路面でドライバーに安心感を与えます。



■新しくても古くても良さがあるモデル



CX-5は、都会的なスタイリッシュなデザインに高性能なパワートレインを融合させることで成功したモデルです。


年に1度のペースで改良を繰り返し、絶えず進化を遂げていることも人気の一因ですが、その見た目はあまり変わらないので、古いモデルを購入してもそれなりに満足できると思います。



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