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世界最高レベルの悪路走破性とラグジュアリー性を兼ね備えた2代目グランドチェロキー

2018.03.06

グランドチェロキーはジープが販売する高級SUVです。1993年に初代が登場して以来のロングセラーモデルで、現在販売されているものは4代目となります。最もアメリカらしいクルマのひとつであるグランドチェロキーについて、ここでは2代目を中心に紹介します。

 

2代目グランドチェロキーってこんなクルマ!

1999年、初代の成功をうけて2代目へと進化したグランドチェロキーですが、ジープブランドの親会社としてダイムラー・クライスラーが発足するなど、その開発環境は大きく変化することとなりました。その一方で、初代の完成度の高さもあり、127種類の部品が流用されることになりました。

 

搭載されるエンジンは引き続きAMC製の直列6気筒ガソリンエンジンがメインでしたが、1999年にVMモトリとデトロイトディーゼルによって共同開発された3.1リットル直列5気筒ディーゼルターボエンジンが、また、2002年にはメルセデスベンツ製の2.7リットル直列5気筒ディーゼルエンジンが主に欧州向けに搭載されました。また、トランスミッションには、ジープ製の4ATと、5ATが採用され、先代に搭載されていた5MTは廃止されました。

 

最も顕著な変化は、ジープ独自の四輪駆動システムであるクォドラ・ドライブIIがオプション採用されたことでしょう。これは4つのタイヤのうち、どれかひとつでも地面に設置してさえいればどんな場所でも走行できるという驚異的なものでした。これにより、グランドチェロキーはジープのフラッグシップSUVとして、世界最高レベルの悪路走破性能を手に入れることになりました。

 

 

また、インテリアも大きく変わり、リアドアの大型化による後部座席のスペース拡大や、荷室のサイドに備え付けられていたスペアタイヤの位置が床下に変更され、わずかに拡大したボディサイズもあいまって、課題とされていた居住性や積載能力が向上しました。

 

 

クロスオーバーSUVでありながら、世界最高レベルの悪路走破性能

 

初代グランドチェロキーが登場した1990年代前半から20年以上が経過した現在では、アメリカンブランドを取り巻く環境は一変しました。けれども、グランドチェロキーは現在に至るまでジープブランドの高級SUVとして変わらず高い地位を得ています。

 

2000年代に入り、各社が高級SUVをリリースするようになりました。乗用車ベースのクロスオーバーSUVが隆盛を極めている一方で、そうしたモデルの多くは、オンロードのみでの走行を前提としており、オフロードでの性能はクロスカントリービークルには遠く及びませんでした。一方で、クロスカントリービークルをベースとした高級SUVは、日常使用に適した造りになっていない部分もあるなど、一長一短でした。その点、グランドチェロキーはそのどちらの面でも高い能力を備えたモデルだったのです。

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